2024年に気になった曲からいくつか(1)

2024年。年末に去年の話をします。

去年の気になった曲のリストからいくつかさらに気になった曲を貼ります。
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2024年気になった曲 Spotify


Mk.gee - Candy

ギターでこれ出してる?どうやってんの?みたいな話は各自ググってもらうとして(笑)、現代のスクリッティ・ポリッティとして不思議な透明感がありとても素晴らしいと思う。The 1975好きにも勧めたい。


The Smile - Instant Psalm

ザ・スマイルが1年に2枚出すとはね。。。2枚目のほう、茶色じゃないほうのほうが好きだった。


ZAZEN BOYS - 永遠少女

2024年はザゼンの年だったかも。『らんど』がアルバムでは2024のベスト。音がすっごく良かった(好きだった)。
しかしこういう歌詞の曲を向井が歌うとは。
この年になって未だに「この世界って、全部噓ですやん」と言ってるインタビュー読んだ気がするが、すごいよね。


Vampire Weekend - Capricorn

インタビュー読んだけど、このバンドがこんなにささくれていて、かつ社会的なことを歌うバンドだったことを初めて知りました。ずっと好きでいてよかった。


Beyoncé - TEXAS HOLD 'EM

ビヨンセのことを(ひいてはここ20年のアメリカのメインストリームR&Bを)勉強しようと思いながら何年も経ちましたが、インディーフォークやカントリーロック的なものを最近聞く自分にとっては親しみやすいイントロだけども、彼女が白人音楽のカントリーをやることにどういう狙いがあるかは私にはわからないです。


Pearl Jam - Dark Matter

パールジャム新作!現代的な質感を若干通してはいるもののパールジャム。音が太い。


RAU DEF - IT'S LIKE THIS

彼のことをよく知りませんが、十数年前のジャパニーズラップの最先端みたいなイメージでした。復活ということでたまたま聞いたけど、聞いたことないのに2010年代前半のような空気に懐かしさすら感じました。とても癖になる曲で何度も聞きました。


The Lemon Twigs - They Don't Know How To Fall In Place

久々に彼らの事を聞いたけど相変わらず60年代のソフトロックや70年代のパワーポップのリマスター版でも聞いてます?という感じ、そしてとにかく曲が良い。昔の音楽を現代のフィルターを通して解釈するのではなく、あくまでそのままお届けする古典信奉スタイルの完成度は驚異的で、他の追随を許さないでしょう。そういえば今年(2025年)家主のインタビュー読んでたけど、家主のリスナーにも勧めたいな。


Erika de Casier - Lucky

耳の遅いリスナーなのでNewJeansに曲書いてるということで知りましたが、聞きやすくもあまりにメランコリックで軽やかに駆け抜けるドラムンベースポップ。でもこれ改めて聞いたら、ツイッター始めたときに知ったネットレーベルで美メロドリルンベースやってる人達を思い出して泣けてきた。あの人達は15年早かった、早すぎたな…。


ano feat. 幾田りら 「絶絶絶絶対聖域 」

映画は見てないがははは!!!相変わらず時雨TKの曲、悪い意味でうるせぇぇぇぇぇ!!!!(笑)
いやでも、あのちゃんは現代の鬱ロックであって、オルタナティヴな人間のままテレビに出てるの、オルタナティヴによるメジャーのハックですよ、って、あのちゃんのこと何も知らんけどずっと言ってる。俺は永野が最近「あのちゃんは俺なんですよ」とかいうの、めっちゃくちゃ分かるよ、流石永野だねって思ったよ。


DOPING PANDA / the band apart - SEE YOU

たぶん20年くらい前、まだドーパンがインディーの時にバンアパとコラボした幻の曲の再録。あの頃の、「曲はバンアパだけど音はインディー期のドーパンだ!」感は失われてしまったが、再録したことに意味がある。生き延びてよかったね。


Beth Gibbons - Floating On A Moment

ポーティスヘッドのシンガーのソロ。やっぱああいうヒップホップを通過した激暗ダヴ・トラックの上でこの声聴きたいんスけど?みたいな感情が先行してしまい、最初あんましっくりこなかったが、これは中世ダークファンタジーの劇伴だ、だからフォーク味あるんだ、と自己解釈したら合点がいった(似たような解釈をKidA以降のRadioheadに対しても行っています。そっちは「ディストピアSFのサントラ」ですが)。こないだの来日も凄かったみたいね。コーチェラの映像も見たが、曲間が静かすぎてメインステージのグリーンデイが聞こえてくるところ含め(笑ったが)良かった。


Friko - Where We’ve Been

2024年のビッグ・イン・ジャパン。規模感はアメリカの一地方のインディーアクトに過ぎないはずなのに日本で俺みたいな趣味のリスナーに刺さってレコードやCDが一時品切れに、という。とはいえフジロックの一番デカいステージは流石にやりすぎだと思いますよ。こういうねじれが悪い方向に影響しないといいけどな。悪い影響なんてないのか?とはいえ、俺みたいなインディーやオルタナのリスナーはこういうロックを潜在的に待っていたということだと思います。音楽性はブライトアイズ直系だと思うが、こないだのブライトアイズの来日あんま人入ってなかったって聞いた。ブライトアイズ辺りの00年代USインディー(pinback、CYHSY、モデストマウスとか?あと一部のポストロックとか)が今一番割を食ってると大マジで思うので皆ブライトアイズ聞きましょう。


Liam Gallagher & John Squire - Just Another Rainbow

リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアのコラボだな本当に、それ以上でもそれ以下でもなくて、もちろんそれでぜんぜん構わないよ。いいんだよこれでこういうのが聴きたいんだから(でも2025年現在からみるとオアシス再結成に全部持ってかれてコラボの存在を忘れかけていました)。


Jacōz Theremicht - ガバージュ

元pegmapのボーカル山本さんとDr.Downerの猪股さんのバンドということで聴きましたが、久しぶりにこういう邦楽のロックにグッと来たかも。「つまんないことをやれ」。生活って常にそうだよね。

その2に続く。